[12.8 E-1選手権女子 日本3-2韓国 千葉市蘇我球技場]

　韓国女子代表は、日本女子代表(なでしこジャパン)に2-3で敗れた。2度追いつく粘りを見せたが、競り負けた。「雨の中で両国の選手はいいゲームをした」と振り返ったユン・ドクヨ監督は、「日本との間にほんの少しの差があった」と敗因を分析した。

　少しの差。その点について質問を受けたユン監督は「日本と韓国は女子のサッカー人口が違う。その差がこのゲームにも出たと考えている」と説明。ただ「特に日本の選手の個人能力は韓国がこれから成長していくために、努力をしていかないといけない部分だ」と続け、その差を自覚していることを強調した。

　次戦の11日は北朝鮮戦。「失点シーンについては良いチームになるためには改善していかないといけない」と話した指揮官は、「今度負ければ、大会運びが難しくなるので、選手たちを回復させられるように、いい準備をしていきたい」と気合を入れ直していた。

(取材・文　児玉幸洋)

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