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「できるというのは思った」デビュー戦で持ち味発揮の伊東をハリルも評価

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途中出場でA代表デビューを飾ったFW伊東純也

[12.9 E-1選手権 日本1-0北朝鮮 味スタ]

 限られた時間で持ち味を発揮した。0-0の後半11分、日本代表デビューとなるFW伊東純也(柏)がMF高萩洋次郎に代わってピッチに入る。右サイドで先発したFW小林悠が中央でFW金崎夢生と2トップ気味になり、伊東が右サイドへ。ボールを持てば1対2の状況でも果敢に仕掛け、攻撃にアクセントを加えた。

「持ったら仕掛けようと思っていた。縦に縦にというのは意識していた」。交代の際、ハリルホジッチ監督から特別な指示はなかったというが、「自由にやっていいということ」と受け止め、自分の武器をいかんなく発揮した。

 これにはバヒド・ハリルホジッチ監督もビッグセーブ連発のGK中村航輔とともに「伊東もボールを持ったら仕掛けて相手を抜いていくことができていた。そういう選手がチームにプラスをもたらすことができる。1対1で相手を抜ける選手は多くない」と、名前を挙げて称賛。「彼の仕掛ける能力や抜き去る能力など、サイドで違いを生む姿を評価したい」と、初招集でのデビュー戦に及第点を付けた。

 伊東自身、34分間のプレーには手応えがあった。「できるというのは思ったし、もっとプレーしたかったのもある」。今後は中2日で中国戦、さらに中3日で韓国戦と続く。デビューの次は初先発を目指し、「次はもっと長い時間もらえるようにアピールしたい」と誓った。

(取材・文 西山紘平)

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