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デビュー持ち越しの三浦弦太、続々デビューのリオ世代が「刺激に」

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DF三浦弦太は12日の中国戦で代表デビューなるか

 同世代のデビューに刺激を受けた。日本代表DF三浦弦太(G大阪)は9日の北朝鮮戦(1-0)でも出番がなく、A代表デビューはお預け。一方、同じリオデジャネイロ五輪世代のGK中村航輔、DF室屋成は先発デビューし、FW伊東純也も途中出場で代表デビューを果たした。

 三浦と中村はともに今年6月がA代表初選出。室屋と伊東は今回が初招集だった。同時期に初めて招集された中村、さらには初選出の2人にも“先を越される”形となり、特に中村はビッグセーブを連発するなど勝利の立役者になった。

「同じ世代の(中村)航輔がデビューして、活躍して、そういうところに負けないようにしたい。励みというか、刺激になる。(室屋)成もデビューしているし、刺激になっている」

 北朝鮮戦で決勝点を決めたMF井手口陽介、海外組で代表に定着しているFW浅野拓磨、FW久保裕也を含め、リオ世代の選手たちが次々とA代表のピッチに立ち、それぞれがアピールを続けている。

 今度は自分が――。その思いは当然強い。「もちろんチャンスが来たら、自分にできるベストを出したい」。北朝鮮戦のセンターバックはDF昌子源とDF谷口彰悟の組み合わせだったが、中2日で中国戦、中3日で韓国戦と続く過密日程の中、リオ世代の三浦やDF植田直通にもチャンスが来るはず。「しっかり結果につながるパフォーマンスを出したいし、チームのためにプレーしたい」と、その時を待ちわびている。

(取材・文 西山紘平)

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