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「バルサ流はイングランドでも通じる」、ダービー制したペップが雄弁に語る

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ジョゼップ・グアルディオラ監督がダービーを振り返る

[12.10 プレミアリーグ第16節 マンチェスター・U 1-2 マンチェスター・C]

 プレミアリーグ第16節が10日に行われ、オールド・トラッフォードではマンチェスター・ユナイテッドマンチェスター・シティが対戦し、2-1でシティが“マンチェスター・ダービー”を制した。クラブ公式サイトは10日、ジョゼップ・グアルディオラ監督の試合後のコメントを伝えている。

 175回目のダービーを勝利し、指揮官は選手たちを称賛した。「素晴らしいよ。際立ったプレーだった。オールド・トラッフォードで自分たちのプレーを貫き、我慢強くクレバーに戦い、カウンター攻撃をコントロールしていたことは嬉しい」と喜びを表した。

 試合内容について「ハーフタイムが終わると、フェルナンジーニョをセンターバックに置いて、ギュンドアンをボランチにした。状況に上手く対処できていた」と策が成功したことを語る。英『BBC』によると、グアルディオラ監督は「“バルサ流”はイングランドじゃ通じないって言われてきたけど、実際にはイングランドでもうまく機能している。それを実際に私たちは証明してみせた」とスペインで培った戦術が通じたことにも言及。「イングランドでもこのやり方は通じる。そのことは昨季からわかっていた」と自信がより深まったことを明かし、「自分たちならできる、と私は常に信じてきた。自分たちがやりたいようにプレーできる――それがサッカーの美しい理由なんだ」と語った。

 シティはダービーを制して14連勝として、2位ユナイテッドとの勝ち点差も「11」に広がった。指揮官は「この勝利は自信につながる」と口にしつつ、「ただ3日後には、寒いことで知られるスウォンジーに移動しなければならない」と気持ちを切り替える。「これからも多くの困難が待ち受けているだろう。12月でチャンピオンが決まるというのはありえない。だけど私たちにとってはいい結果だ」と気を引き締めた。

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