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ハリルの賛辞にも謙虚に…伊東「褒められるようなプレーはしてない」

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FW伊東純也は中国戦で初先発なるか

 日本代表は11日、都内で練習を行い、12日のE-1選手権・中国戦(味スタ)に向けて最終調整した。9日の北朝鮮戦(1-0)から中2日の連戦。ハリルホジッチ監督は北朝鮮戦後、「次の試合では選手を入れ替えながら臨みたい」とスタメン変更を示唆しており、FW伊東純也(柏)にも初先発のチャンスがありそうだ。

 北朝鮮戦の後半11分から途中出場し、A代表デビュー。右サイドでボールを持てば1対2の状況でも果敢に仕掛け、攻撃にアクセントを加えた。これには指揮官も試合後の会見で「そういう選手がチームにプラスをもたらすことができる。1対1で相手を抜ける選手は多くない」と伊東の名前を挙げ、「彼の仕掛ける能力や抜き去る能力など、サイドで違いを生む姿を評価したい」と称賛した。

 それでも伊東自身は「別に褒められるようなプレーはしていない」と謙虚に話す。「チャンスには少し絡めたし、全然ダメではなかった」としながらも、「特に結果を出せていないので」と指摘。「直接ゴールに絡むプレーが出せれば」と、ゴールやアシストなど得点に直結するプレーでない限り、満足するわけにはいかなかった。

 中2日の中国戦で初先発なるか。「途中からでも頭からでも自分のやることは変わらない。ボールを持ったら仕掛けていければ」。ビッグセーブを連発したGK中村航輔とともに北朝鮮戦で評価を高めたスピードスターはさらなるアピールを目指し、「(中国は)北朝鮮ほど引いて守らないと思うし、隙は生まれると思う」と攻撃のイメージを膨らませた。

(取材・文 西山紘平)

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