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バルベルデ監督が語るバルサの“命綱”「ビジャレアル戦ではそれを生かせた」

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バルセロナを率いるエルネスト・バルベルデ監督

 バルセロナは10日、リーガ・エスパニョーラ第15節でビジャレアルの本拠地に乗り込み、2-0で完封勝ちした。エルネスト・バルベルデ監督が試合後、勝利に至ったポイントについて言及している。クラブ公式サイトが同監督のコメントを伝えた。

 首位バルセロナは前半こそスコアレスで折り返したが、後半15分に相手選手の一発退場で数的優位に立つと、同27分に中央のパスワークからFWルイス・スアレスが先制弾を奪取。同38分にはMFセルヒオ・ブスケツが相手のパスミスを逃さず、最後はボールを受けたFWリオネル・メッシが決めて2-0で勝ち切った。

 バルベルデ監督は勝利の鍵の1つとして「ジョルディ・アルバ、メッシのラインはチームにとって命綱となる。我々の武器の1つであり、非常に良くそれを生かせた」と2人のコンビネーションが機能したことを挙げ、満足感を示している。

 この試合でJ・アルバとメッシのホットラインから生まれたゴールはなかったものの、特にJ・アルバを起点とした左サイドの攻撃から何度も決定機が生まれた。「アルバのプレーは相手にとっても、あまりにも想定外なので、それが我々の大きな助けとなる」。強気なポジショニングを見せ、守備時のリスクも伴うJ・アルバだが、守りを固めるビジャレアルに間違いなくダメージを与える存在となった。

 リーグ戦2試合連続ドローだったバルセロナにとっては3試合ぶりの白星。指揮官は「私たちはここで非常に価値のある勝利を手にすることができた」と強調し、「メスタージャ(バレンシア戦)とセルタ戦で引き分けた後に勝利を取り戻すことができた」と勝ち点3の上積みを喜んだ。

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