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なでしこL2年連続得点王の決定力、2戦連発も田中美南は終始反省「ミスを減らさないと」

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2戦連続ゴールのFW田中美南だったが…

[12.11 E-1選手権女子 日本1-0中国 千葉市蘇我球技場]

 なでしこリーグ2年連続得点王の実力は伊達じゃない。E-1選手権は欧州組の収集が見送られているため、今大会ではエースストライカーのFW横山久美が不在。そんな中で、FW田中美南(日テレ)は結果を残し、存在感を示している。

 8日の韓国戦でも前半7分に先制点を決めていた田中は、前半20分、MF中島依美のスルーパスに反応。右サイドからゴール前に斜めに走り込むと、ボールコントロールから左足でゴールネットに収めた。田中は「依美さんが絶妙なパスをくれた。流し込むだけだった」と謙遜したが、さすがの決定力だった。

 今大会で起用する若手選手へ厳しい言葉を並べる高倉麻子監督も、23歳の成長に目を細める。「少しずつ自信を深めていっているなというのを感じる」とすると、「ストライカーとして点を取るんだという強い気持ちも感じますし、今日も点を取ってくれたというところでは、仕事はやってくれたかなと思う」と評価した。

 ただチームとして、試合全体を振り返ると苦戦を強いられた。新システムを採用したこともあり、思うようにパスが回らない。ボールロストからカウンターを受けて、ピンチを招くことも複数回あった。

 2戦連続ゴールの田中の表情は冴えない。「優勝という目標があるので、勝てたことは良かった」と話したが、「しんどかった。自分たちが失わなくていいボールを簡単に失ってしまった。ミスを個人としてもチームとしても減らしていかないといけないなと思います」と険しい表情を崩すことはなかった。

(取材・文 児玉幸洋)
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