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大島の負傷交代を嘆くハリル「喜びが少し失われた」

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左太腿裏を痛め、負傷交代したMF大島僚太

[12.12 E-1選手権 日本2-1中国 味スタ]

 467日ぶりの代表戦は思わぬ形でピッチを退くことになった。右インサイドハーフで先発した日本代表MF大島僚太(川崎F)は、先発デビューした昨年9月1日のW杯アジア最終予選・UAE戦(1-2)以来、国際Aマッチ2試合目の出場。中盤で積極的にボールに絡み、長短のパスでリズムをつくっていたが、前半27分、右足でミドルシュートを狙った際、左太腿裏を痛め、ピッチに倒れ込んだ。

 そのまま担架で運び出され、前半30分にMF井手口陽介と無念の途中交代。試合後は痛みが強いためミックスゾーンも通らず、日本サッカー協会広報担当者は翌13日朝にも病院で精密検査を受ける可能性を示した。

 2失点に絡むなど悔しいデビュー戦となったUAE戦から1年3か月。名誉挽回のチャンスは予期せぬ形で露と消えた。これにはバヒド・ハリルホジッチ監督も「個人的な喜びが大島のケガによって少し失われてしまった」とコメント。「大島もかなりしゃべるようになった。みなさんが想像するよりしゃべっている」と、その“変化”も感じ取っていただけに、背番号10の負傷交代を残念がった。

(取材・文 西山紘平)

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