beacon
TOP > NEWS > 記事詳細

本田キレキレのパチューカ、2戦連続の延長で力尽き4強敗退…グレミオは元新潟コルテースがV弾演出

このエントリーをはてなブックマークに追加

攻撃で存在感を見せたMF本田圭佑

[12.12 クラブW杯準決勝 パチューカ 0-1(延長)グレミオ アルアイン]

 FIFAクラブワールドカップ2017の準決勝が12日に行われ、MF本田圭佑が所属する北中米カリブ海王者のパチューカ(メキシコ)は南米王者のグレミオ(ブラジル)と対戦し、延長戦の末に0-1で敗れた。決勝と3位決定戦は16日に行われ、各対戦相手は13日に開催される準決勝のアルジャジーラ(UAE)対レアル・マドリー(スペイン)の結果によって決まる。

 パチューカは9日に行われた準々決勝のW・カサブランカ戦(1-0)と同じく、4-3-3でスタート。本田も2試合連続で右のインサイドハーフを務めた。一方、クラブW杯初登場となるグレミオの布陣は4-2-3-1。15年から16年まで新潟に所属したDFコルテースは左サイドバック、10年の南アフリカW杯でパラグアイ代表として決勝トーナメント1回戦・日本戦(0-0、PK5-3)の勝利に貢献したFWルーカス・バリオスは1トップに入った。

 開始から球際で激しい攻防が繰り広げられる中、パチューカのファーストシュートは本田。前半8分にミドルレンジでボールを受けると、思い切りよく左足を振り抜くが、ゴール右へ外れる。同29分には左サイドのMFエリック・アギーレからのクロスに本田が反応。PA内中央でトラップからシュートモーションに入るも、戻ったコルテースとMFジャイウソンにつぶされた。

 前半最大の決定機はアディショナルタイム1分。本田がFWフランコ・ハラとのワンツーで中央突破し、最終ラインに立ちはだかるDFペドロ・ジェロメウを弾き飛ばしてPA内中央へ持ち込む。GKとの1対1になりかけたが、ここも絞って対応したコルテースに阻まれ、前半はスコアレスで折り返した。

 パチューカは後半も南米王者と堂々と渡り合い、ゴールチャンスを作り出していく。後半10分、ショートカウンターからMFビクトル・グスマンが持ち込み、PA手前中央から左足でシュート。しかし、相手GKにストップされる。同15分には本田がドリブルで見事な中央突破を見せるも、ラストパスは相手DFがカット。押され気味のグレミオも反撃を仕掛け、直後の同15分にFWルアンが右足で豪快なミドルシュートを見舞うが、ゴール右下の隅を突いたボールはパチューカGKオスカル・ペレスが好反応で弾き出した。

 後半23分には再び本田に絶好機が訪れる。左サイドのDFエマヌエル・ガルシアが右足でクロスを送ると、ファーで待ち構える本田はヘディングを試みるも、うまく当てることができない。対するグレミオは同30分にPA手前左のいい位置でFKを獲得する。キッカーのDFエジウソンが右足で直接狙うが、シュートはゴール左外のサイドネットに当たった。

 一時グレミオに攻め込まれる時間が続いたパチューカは好調の本田を中心にボールを回し、徐々にリズムを取り戻す。後半35分にはMFホナタン・ウレタビスカヤが右足でクロスを上げ、ニアのグスマンが頭で合わせるも、ワンバウンドしたボールは左ポストの外側すれすれを通過。結局、90分間では決着がつかず、パチューカは準々決勝に続いて延長戦突入となった。

 1点を奪いたいパチューカは、延長前半開始からハラを下げてDFロベルト・エレーラを投入し、3バックに変更。しかし、均衡を破ったのはグレミオだった。

 延長前半5分、コルテースが左サイドのスローインからFWエベルトンにつなぎ、受けたエベルトンは相手守備の隙を突いてPA内左に進入。そのままカットインから右足を振り抜き、豪快なシュートをゴール右に叩き込んだ。パチューカは延長後半5分にグスマンが退場して数的不利に陥ると、無得点のまま0-1でタイムアップ。北中米カリブ海代表として初のファイナル進出は叶わなかった。

●クラブW杯2017特集
●海外組ガイド

TOP