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代表初ゴールからの連発誓う小林悠「また決めたい」

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初ゴールから2戦連発を狙うFW小林悠

 1点で満足するわけにはいかない。12日の中国戦(2-1)で待望のA代表初ゴールを決めた日本代表FW小林悠(川崎F)は「1点取れたのは自分としても大きかった。また決めたい気持ちはある」と、16日の韓国戦(味スタ)での2試合連続ゴールを誓った。

 9日の北朝鮮戦(1-0)は右サイドで先発し、後半11分からは中央にポジションを移したが、トップ下の位置で縦関係の2トップを組んだ。中国戦は3トップの中央で先発。得点を決めた時間帯は右サイドに回っていたが、中央でのプレーは小林自身も待ち望んでいたものだった。

 右サイドと中央のどちらをやりたいかという質問に「真ん中ですね」と即答する今季のJリーグMVPは「真ん中で出たのは初めてだったけど、監督も真ん中の選手には『真ん中にいて、常に背後を狙って、ゴール前に顔を出せ』と言っている。それはできていたかなと思う」と、自分の特長を出しやすいポジションでもあると考えている。

 もちろん「決めるのは監督なので、どこで出ても自分の役割を果たしたい」という姿勢は変わらないが、今季のJリーグ得点王としても、やはりゴールに一番近いポジションでプレーしたいという思いは強い。

 W杯メンバー入りへのアピールという意味でも、ゴールは何よりも分かりやすい形。「狙っていきたいし、自分にとっては最後のチャンス。結果にこだわりたい」。ゴールという目に見える形でアピールを続け、ロシアへの切符をつかみ取りたい。

(取材・文 西山紘平)

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