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「ガクは監督に悩みをもたらす」柴崎岳、前節実戦復帰も先発出場は時期尚早か

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実戦復帰を果たしたヘタフェMF柴崎岳

 9日に行われたリーガ・エスパニョーラ第15節ヘタフェvsエイバルの一戦は、スコアレスドローでフルタイムを迎えた。エイバルのMF乾貴士が先発出場を果たし63分に途中交代。一方でヘタフェのMF柴崎岳は74分から途中出場を果たし、リーガの日本人対決は入れ違いで実現しなかった。

 9月のバルセロナ戦以来、戦列を離れていた柴崎にとっては約3カ月ぶりの復帰となった。次節は17日のジローナとのアウェー戦が控えているが、柴崎は「まだスタメンで出場するのは難しいだろう」と地元紙『AS』が見解を示している。

「柴崎は負傷するまで、ヘタフェで最高の選手だった。彼はヘタフェに容易に適応し、バルセロナ戦ではゴールを決めた後、足を負傷し3カ月離脱していた」

「ヘタフェの(ホセ・)ボルダラス監督は柴崎の離脱によって異なるシステムを模索した。4-4-2を用いていたが、4-2-3-1も試すようになった。ここしばらくはホルヘ・モリーナとアンヘルを攻撃のキーマンとして起用していたが、ガクの復帰はボルダラスに新たな悩みをもたらすだろう」

 記事では「次節のジローナ戦では柴崎をスタメンで起用するにはまだ早いかもしれないが、これは議論の対象になるだろう」と続け、柴崎は次節もベンチスタートの可能性が高いと伝えている。

 第15節終了時点で5勝5分け5敗の7位と1部昇格チームながら奮闘しているヘタフェ。上位争いに踏みとどまるうえで、ボルダラス監督は柴崎をどう起用するのか、次節の采配に注目が集まる。

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