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天才メッシが望むことはただひとつ…「W杯で優勝したい」

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FWリオネル・メッシが望むものとは…

 アルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、2018年のロシアW杯に優勝することでこれまでのサッカー人生が実を結ぶことを願っている。

 ホルヘ・サンパオリ代表監督は、メッシがハットトリックを決めて3-1で勝利した10月10日のエクアドル戦を振り返り、「サッカーがメッシをW杯に連れて行きたがっている」と語っていた。FIFA公式サイトによると、この発言についてコメントを求められたメッシは「ああ、僕も聞いたよ。直接言われたしね。これまでのサッカー人生が実を結ぶことを願っているよ!」と語ったという。

 前回のブラジルW杯ではアルゼンチンは決勝まで進出したものの、ドイツとの決勝戦では延長戦の末に0-1で敗退。「あのとき受けた心のキズは、これからもずっと残るだろう」とメッシはいまだに口にしている。

「いつになったら治るのかは僕にもわからない。ただキズを抱えながら生きていくしかないんだ。W杯はすばらしい記憶であるとともに、ほろ苦い記憶でもある。ああいう終わり方をしてしまったからね。ほとんどがうまくいっていた。だけどいつも最終的にはあの場面のことを思い出してしまうんだ」

 メッシは今年の6月で30歳を迎えた。ピッチ内外の生活について、「とても満足している」という。「本当のことを言うと、30歳になったときのことはまったく覚えていないんだ」と当時の心境を振り返り、「だけど今は私生活もサッカーもすごく充実している。現状にはとても満足しているよ」と周囲の環境も整っているようだ。

 得点王と最優秀賞に輝き、一気にスターダムに上り詰めた2005年ワールドユース選手権から早12年。不世出の天才は、ロシアW杯という集大成で頂点に上り詰めることはできるだろうか。

●2018W杯ロシア大会特集ページ

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