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主役を演じた長友佑都に伊紙「インテルのサムライが戻ってきた」…PKは妻へ捧げる

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PKを冷静に決めたDF長友佑都

 コッパ・イタリアでインテルを勝利に導いた日本代表のDF長友佑都について、イタリア紙『コリエレ・デロ・スポルト』が14日、特集を組んだ。

 インテルは12日、コッパ・イタリア5回戦でポルデノーネ(セリエC)と対戦。主力を温存したインテルはスコアレスドローと苦戦を強いられ、試合はPK戦にもつれ込んだ。PK戦でもサドンデスに突入するが、最後は長友がゴール左に落ち着いて沈め、次のラウンドへの進出を決めた。

 特集では、「インテルのサムライが戻ってきた。新しい挑戦への準備はできている」と、5試合ぶりに先発出場し、決定的な役割を果たした長友の逆襲を期待した。

 なお勝負を決めるPKを放った長友は、12日に33歳の誕生日を迎えた妻で女優の平愛梨さんへゴールを捧げたことを明かしている。

「妻へのプレゼントです。妻のおかげで1月に僕は父親になります。とても幸せです。ゴール前に立った時、落ち着いて助走し、GKの動きをよく見ました。迷いはありませんでした。2年前にもユヴェントス戦でPKを蹴りましたが上手く行きましたし」

 今シーズン、長友はルチアーノ・スパレッティの信頼をつかみ、新加入の若手DFダウベルト・エンリケを抑えてレギュラーの座についた。しかしそれも束の間、左サイドバック3番手と見られていたDFダビデ・サントンにポジションを奪われた。この日は出場停止のDFダニーロ・ダンブロージオに代わり、右サイドバックでの出場となった。熾烈なポジション争いが繰り広げられているが長友は自信を見せる。

「サントン? 今はダヴィデがプレーしていますが、自分にはまだチャンスがあると思っています。彼は非常にレベルの高い選手です。ダウベルトも同様に素晴らしい能力を持っています。彼の場合、セリエAに適応しなければならないだけです。チームへ貢献できる形を見つけ、再び自分の活躍の場を勝ち取れるかどうかは自分次第だと思います」

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