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新監督の初陣で結果を残した香川、次節も先発?シュテーガーはローテーションに否定的

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MF香川真司は次節も先発なるか

 ドルトムントは16日に行われるブンデスリーガ第17節でホッフェンハイムをホームに迎える。ペーター・シュテーガー新監督はこの試合でも日本代表MF香川真司を先発起用するかもしれない。

 就任後初戦となった前節マインツ戦でドルトムントは公式戦10試合ぶりの勝利を収めている。フル出場を果たした香川はDFソクラティス・パパスタソプロスによる先制点に絡むと、終了間際には追加点を決め、2-0での勝利に大きく貢献した。

 そもそも新監督は、何を持ってマインツ戦に臨むスタメンを選んだのだろうか。14日の会見で次のように明かしている。

「もちろん(就任から)時間が短かったので、難しかった部分はある。トレーニングも1度しか行っていなかったのでね。その中で一つ(の判断材料)は、以前からチームやプレーヤーたちからのイメージだ。ここの監督になる前から”こうしたら機能するかもしれない”というチームのイメージはあったのだろう」

「何人かに関しては、直感的な決断を下すことになった。以前のプレーの記憶なども影響したかもしれない。実際に上手くいったことに関して、プレーヤーたちクオリティーはともかく、運も味方となった部分もあるだろう」

 普段はそれぞれの選手にベンチに置く理由を説明するが、今回に関しては具体的には話せなかったという。

「彼らには、それぞれのクオリティーや練習でのパフォーマンスに基づいた決断ではなかった、と伝えた。メンバー全員にプレーするチャンスがあったし、スタートした選手と別の選手がプレーしていたとしても、私は心配していなかったともね。いずれにしても非常に際どい決断が多かったと言えるだろう」

 一方、ドルトムントはホッフェンハイム戦に続いて20日にはDFBポカールでバイエルンと対戦する。記者に「マインツで戦ったフォーメーションを維持するのか、それとも負担管理を考慮して、既にバイエルン戦を考えに入れるのか」と次節に向けてローテーションを組む可能性について聞かれると、「その答えは簡単。バイエルンのことはまったく考えていない。ホッフェンハイム戦が大事すぎる」と返答。チームを変更することはないかもしれない。

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