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伊藤達哉、飛躍の前半戦を振り返る…サポーターには「正直甘めに見てもらっている」

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帰国したMF伊藤達哉が取材に応じた

 ハンブルガーSVに所属するMF伊藤達哉がブンデスリーガ前半戦を終えて帰国した。取材に応じている。

 今シーズンからトップチームで出場機会を得た伊藤は、前半戦はリーグ戦で9試合に出場。「チャンスが来るとは思っていた」と話しつつ、このように振り返る。

「今シーズン始まる前に自分の中で出るチャンスが来るなと思っていて、それがいつ来るかって、そのチャンスをつかめるようにシーズン始まる前から準備は自分の中ではしていました。こんなにコンスタントに出られると思っていなかったですけど、やっとドイツ来たかいがあったと思いました」

 9月のレヴァークーゼン戦でデビューを果たした伊藤は「考える時間もなかった」と語りつつ、その鋭い突破とスピードでたちまちサポーターのアイドルとなった。しかし、伊藤は結果が必要なことを自覚する。

「自分はまあユース出身っていうのもあるし、ちょっと甘めに見てもらっているところも正直あると思うので、早く結果を出してサポーターの期待に応えたいですね」

 また、11月には東京オリンピックに出場する日本代表の森保一監督が、ドイツに訪れて期待の新星を視察。伊藤は「直接あんまり話してはない」と前置きしつつ、「気にしちゃいますし、気にしてくれているっていうのは嬉しいです。正直頭の中ではちらついちゃいますけど、まだ先の話ですし、シーズンの後半戦結果残すだけです」と目先の戦いを見据えた。

 一方、伊藤のブレイクとは対照的に、HSVはここまで降格圏に沈む17位。「デビューしたからといって満足していられない」と話し、「泥臭くやることがカギとなる」と語った。

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