beacon

元伊代表守護神が後輩ブッフォンについて語る「彼ならあと2~3年はプレーできるが…」

このエントリーをはてなブックマークに追加

イタリア代表引退を表明しているジャンルイジ・ブッフォン

 元イタリア代表の守護神、ジャンルカ・パリュウカが18日、イタリアメディア『スカイ・スポーツ』のインタビューに応じ、ユベントスのGKジャンルイジ・ブッフォンについて言及した。

 パリュウカは自身の誕生日である18日に古巣ボローニャのクリスマス会に出席。イタリア代表の後輩GKについて自身の考えを示した。

「ジジ(ブッフォン)は、あと2~3年プレーできるはずだ。だが彼がこれまで築いてきたキャリアを守ることも考えなくてはならない。自分ならチャンピオンズリーグで優勝した場合のみプレーを続ける。(クラブW杯に出場できるので)有終の美を飾れるだろう。さもなければ、自分だったらこれまでのキャリアを守るためにも引退を決断する」

 39歳のブッフォンは11月、イタリアがロシアW杯欧州予選プレーオフでスウェーデンに敗れ、本大会への出場を60年ぶりに逃したことで、涙ながらに代表引退を発表。既に今シーズン限りで現役を退くことも明らかにしており、先輩の意見と同様、チャンピオンズリーグで優勝した場合にのみ現役続行を検討すると示唆していた。

 続いてパリュウカはイタリア代表について、「すべては過ちが連続した結果だ。残念ながら最も重要な場面において、ベストコンディションで臨むことができなかった。(アンドレア)ベロッティを見れば分かるだろう。それに(チーロ)インモービレも良い試合をしたとはいえない。不運が重なってしまった」と分析した。

 また18歳のGKジャンルイジ・ドンナルンマについては、「彼はブッフォンの後継者に相応しい。彼の代理人もミランに対しもう少し敬意を払って欲しかったよ。距離を取っても良いはずだが、まだ18歳だから少し戸惑ってしまうのかもね」と話し、本人の意思に反し移籍を進めようとする代理人と距離を置くことを提案した。

●セリエA2017-18特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP