ガンバ大阪は21日、浦和レッズのMF矢島慎也(23)が2018年シーズンより完全移籍で加入することを発表した。

　浦和の下部組織出身の矢島は2012年にトップ昇格し、2015年と2016年は岡山で武者修行。今季3年ぶりに浦和へ復帰し、J1リーグ戦11試合で1得点を記録した。年代別の日本代表経験もあり、2016年にはU-23日本代表としてリオデジャネイロ五輪に出場している。

　矢島はG大阪加入に際し、クラブ公式サイトで「来シーズンからガンバ大阪でプレーすることになりました。一つでも多くの勝利を勝ち取れるように努力し、サポーターの皆さんと喜べるように頑張ります。吹田サッカースタジアムでプレーするのが楽しみです」と喜びを語った。

　続いて浦和を通じてもコメントを発表し、「育成組織からプレーさせていただき、自分のことを応援してくださったみなさま、ありがとうございました」と感謝。そして「このチームで活躍し多くの勝利に貢献することが大事だと考えていましたが、今の自分にはこの慣れ親しんだ環境を離れることが必要だと感じました」と決断に至った理由を説明し、「今後、サッカー選手として成長できるよう努力を続けます。10年間ありがとうございました」と挨拶した。

以下、クラブ発表プロフィール

●MF矢島慎也
(やじま・しんや)
■生年月日
1994年1月18日(23歳)
■出身地
埼玉県
■身長/体重
171cm/67kg
■利き足
右足
■血液型
O型
■経歴
浦和Jrユース-浦和ユース-浦和-岡山-浦和-岡山-浦和
■出場歴
J1リーグ:23試合2得点
J2リーグ:72試合13得点
カップ戦:13試合3得点
天皇杯:12試合1得点
ACL:5試合得点

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