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久保裕也が“主審と一触即発”のシュートも…ゲントは土壇場V弾で7戦無敗!

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FW久保裕也は後半40分に途中交代

[12.21 ベルギーリーグ第20節 ゲント1-0シャルルロワ]

 ベルギーリーグ第20節が21日に行われ、FW久保裕也の所属する5位ゲントはホームで2位シャルルロワと対戦し、1-0で勝利した。久保はトップ下で14試合連続のスタメン。無得点のまま後半40分に途中交代となった。

 シャルルロワに対しては昨季の優勝プレーオフから3試合連続ゴール中の久保。前半24分、鋭い中央突破は途中で相手DFに阻まれるも、味方がボールを奪い返してショートカウンターを仕掛けると、最後はFWサムエル・カルの右クロスにゴール前のFWママドゥ・シラが飛び込む。しかし、うまくミートできず、決定機を逃した。

 前半アディショナルタイム1分には右サイドの久保が右足で絶妙なクロスを入れ、ファーでノーマークとなったカルが左足で合わせる。相手GKに止められ、こぼれ球を自ら右足で蹴り込もうとしたが、右ポストを直撃。さらにカルの受けた位置がオフサイドと判定された。

 しかし、久保はホイッスルの音に気づかなかったのか、プレーが止まった後にルーズボールへ走り込み、右足でシュートを放つ。これが目の前の主審に当たり、イラッとした表情で睨まれたが、久保がすぐに謝るジェスチャーを見せて事なきを得た。

 ゲントはハーフタイムが明けても攻勢を維持。後半23分、PA内右から久保が出した右クロスがそのままゴールに向かうも、わずかに左ポストの外側を通過する。久保は0-0の後半40分にMFダニイェル・ミリチェビッチと交代し、シャルルロワ戦4試合連発とはならなかった。

 試合が動いたのは後半アディショナルタイム7分。久保と代わったミリチェビッチが右サイドのFKから右足でクロスを送ると、DFステファン・ミトロビッチに当たったボールを同じく途中出場のFWロマン・ヤレムチュクが頭でねじ込み、そのまま1-0でタイムアップを迎えた。

 苦しみながらも勝ち切ったゲントは、リーグ戦2試合ぶりの白星で7戦負けなし(6勝1分)。10月4日にイブ・バンデルハーゲ新監督を招聘後、11試合で8勝2分1敗と見事な快進撃を見せている。

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