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クラシコ解説の憲剛「推しといて良かった」…自身と姿重なる“注目選手”の活躍に大満足

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クラシコの特別ゲスト解説を務めたMF中村憲剛

[12.23 リーガ・エスパニョーラ第17節 R・マドリー0-3バルセロナ]

 リーガ・エスパニョーラ第17節が23日に行われ、首位バルセロナは敵地で4位レアル・マドリーに3-0で勝利した。この試合を中継したライブストリーミングサービス『DAZN(ダ・ゾーン)』で特別ゲスト解説を務めた川崎フロンターレのMF中村憲剛が、バルセロナの先制シーンで“らしさ”あふれる分析を披露している。

 中村は試合前に「大好きなんです。一緒にやりたい選手」とMFセルヒオ・ブスケツを注目選手に挙げていた。自身の姿と重なるバルセロナのゲームメーカーは前半こそ持ち味を発揮できなかったが、後半立ち上がりのワンプレーで一気に流れを変える。

 後半9分、自陣での巧みなボールコントロールでMFトニ・クロースのマークを外したブスケツは、前を向くと素早くMFイバン・ラキティッチへパス。ラキティッチがドリブルで中央を持ち運び、右で受けたDFセルジ・ロベルトの折り返しを、最後は左から走り込んだFWルイス・スアレスが右足で流し込んだ。

 ゴールの瞬間に思わず絶叫した中村は、落ち着いたタイミングで「やっぱりブスケツでしたね」とため息まじりで一言。「ゴールももちろんなんですけど」と前置きした上で「ブスケツのあのタメと、かわしと、2mの縦パス。あれで全ての局面が変わりましたからね」と称賛した。

 中村は得点の場面が何度もリプレイで流れる中、「(ラキティッチに)前を向かせるような、行っといでっていう」と、改めてブスケツのパスの素晴らしさを強調。そして「ラキティッチの動きも素晴らしかったんですけど、ここ本当に注目してほしいですね。あの一番プレッシャーがかかるところであの落ち着き。良かったですね、推しといて」とブスケツの活躍を喜んだ。

 試合はその後、後半19分にDFダニエル・カルバハルの一発退場で得たPKをFWリオネル・メッシが決めると、同アディショナルタイム3分にはDFアレイクス・ビダルがダメ押しの3点目を奪取。首位バルセロナが伝統の一戦を制し、レアルとの勝ち点差を暫定で14に広げている。

 中村は試合後、「お腹いっぱいです(笑)」と大一番を堪能した様子だった。

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