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持ち味は気の強さ、FC東京U-15深川2年生スタメン安田虎士朗は鳥栖U-15中村との対戦心待ち

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MF安田虎士朗は「もっと自分が自分がというのを出していかないといけない」と力強く話した

[12.26 高円宮杯全日本ユース(U-15)準決勝 大宮0-3FC東京深川 味フィ西]

 中学2年生で唯一スタメンを張るFC東京U-15深川のMF安田虎士朗は、サガン鳥栖U-15で「仲がいい」という同い年のMF中村尚輝との対戦を心待ちにした。

 26日に行われた高円宮杯全日本ユース(U-15)の準決勝で、FC東京深川と鳥栖U-15は揃って勝利。28日に行う決勝に駒を進めた。

 安田と中村は昨年9月に行われたエリートプログラムU-13のスペイン遠征で初めて同じチームでプレーした。その時に仲良くなり、「今回も試合前に連絡すると思う」と笑みを浮かべる。ただし「勝負は勝負」と負けるつもりは一切ない。

 自身のここまでのプレーについては辛口評価。4試合で16得点を決める好調なチームにあって、自身は1回戦で奪った1得点のみにとどまっていることから、「全然物足りない」からだという。発言の節々に感じる気の強さは、自他ともに認める持ち味。「2年生だからということではなくて、もっと自分が自分がというのを出していかないといけない」と決勝を前にしても憶することはない。

(取材・文 児玉幸洋)
●高円宮杯第29回全日本ユース(U-15)選手権特集ページ

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