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スタメン岡崎の惜しいヘッドも…レスターはワトフォードに逆転負け、3戦白星なしに

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岡崎慎司は惜しいヘディングシュートも今季7点目とはならず

[12.26 プレミアリーグ第20節 ワトフォード2-1レスター・シティ]

 プレミアリーグは26日、第20節を行った。FW岡崎慎司の所属するレスター・シティは敵地でワトフォードと対戦し、1-2で敗れた。3試合ぶりの先発となった岡崎は、惜しいヘディングシュートもあったが、得点なく後半28分にピッチを後にした。

 前節マンチェスター・ユナイテッドと2-2で引き分けたレスター。その試合からスタメン4人を変更し、DFクリスティアン・フクスとDFダニー・シンプソン、MFデマライ・グレイ、MFビセンテ・イボーラに代えて、DFベン・チルウェルとDFアレクサンダル・ドラゴビッチ、岡崎、MFアンディ・キングがスターティングメンバーに名を連ねた。

 レスターは前半17分、左サイドからチルウェルが上げたクロスを岡崎がヘディングシュート。枠を捉えたが、GKエウレーリョ・ゴメスに弾き出される。26分には、MFマーク・オルブライトンが右足アウトで絶妙なスルーパスを送り、FWジェイミー・バーディが抜け出したが右足シュートはわずかに枠を外れた。

 それでも先制したのはレスターだった。前半37分、左サイドで岡崎がタメを作って、追い越していったオルブライトンにつなぐ。オルブライトンはライン際で切り返した右足でクロスを入れると、ファーサイドのMFリヤド・マフレズがヘディングシュートを叩き込み、スコアを動かした。

 だが、レスターは反撃に出るワトフォードに立て続けにチャンスを作られると、前半アディショナルタイムに同点に追いつかれる。アディショナルタイム1分、ワトフォードは左CKからFWリシャルリソンが左足で合わせる。これは相手のブロックに阻まれたが、こぼれ球をDFモラ・ワグが押し込み、同点。さらにアディショナルタイム3分には、ダイレクトパスで完全に崩し、PA左からリシャルリソンが左足を振り抜いたが、惜しくも左ポストを叩いた。

 それでもワトフォードは後半20分、右サイドからのFKでMFトム・クレバリーがゴール前に入れると、ファーサイドのMFアブドゥライェ・ドゥクレがライン際から中央に折り返す。これをGKカスパー・シュマイケルが弾き出せず、カバーに入ったチルウェルがライン上で掻き出したかに見えたが、ゴールライン・テクノロジーによって得点が認められ、2-1と逆転に成功した。

 追う展開となったレスターは後半28分に、岡崎とドラゴビッチに代え、グレイとFWイスラム・スリマニを投入。だが、決定的なシーンを作れないでいると、38分に自陣でチルウェルがボールを奪われ、クレバリーにシュートを打たれたが、わずかに枠を外れて冷や汗をかいた。

 押し込む時間が続くレスターに、終盤に立て続けに決定機が訪れる。後半40分、マフレズの左CKからDFハリー・マグワイアがヘッド。DFウェズ・モーガンが右足ボレーで狙うも、GKゴメスのセーブに阻まれる。さらにこれで獲得した右CKから、今度は途中出場のFWレオナルド・ウジョアがヘディングシュートを放つが、これもGKゴメスが好セーブ。結局、最後まで追いつくことができず、1-2で3試合白星なし(1分2敗)となった。

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