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現状を嘆く吉田麻也…クラブ批判とも取れるコメント発する

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DF吉田麻也がクラブの決定に苦言とも取れるコメントを発している

 サウサンプトンDF吉田麻也は、クラブが昨季よりも苦しい立場にいると認め、状況は昨季より悪化していると語った。

 今季からマウリシオ・ペッレグリーノ新監督のもと戦うサウサンプトン。しかし、開幕直後から苦戦が続き、現在はリーグ戦7試合未勝利。順位も降格圏とわずか2ポイント差の14位にまで転落している。

 厳しい状況が続く中、最近の試合ではキャプテンマークを巻くことも多い吉田は『スカイ・スポーツ』に対し、昨季8位で終え、成績不振により解任されたクロード・ピュエル氏(現レスター指揮官)体制よりも状況は悪化していると語った。

「僕ら全員が責任から逃れてはいけません。監督も、選手も、上層部も。それは簡単なことです。全員に責任があります。クロード・ピュエルは昨季クラブが満足しなかったために解任されましたが、状況はその時より悪化しています」

 クラブは、DFビルヒル・ファン・ダイクの去就で落ち着かない状況も続いており、27日にはついにリバプールへ売却が決定。DFラインの要とも言える選手を失うこととなり、ピッチ内外で問題を抱えている状況にある。

 日本代表DFは、クラブの決定に苦言とも取れるコメントを発している。

「監督を更迭することが必ずしも最善の方法であるとは限りません。だけど、それは僕の決定ではなく、クラブのものです」

 苦境に立たされているサウサンプトンの次戦の相手は、リーグ戦2位につけるマンチェスター・ユナイテッド。厳しい試合が続く中、セインツは浮上のキッカケをつかめるだろうか。

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