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延長後半ATの劇的弾で追いついた鳥栖U-15がPK戦制して夏冬2冠!!

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鳥栖U-15がPK戦を制して高円宮杯を優勝した

[12.28 高円宮杯全日本ユース(U-15)決勝 鳥栖2-2(PK6-5)FC東京深川 味フィ西]

 高円宮杯第29回全日本ユース(U-15)サッカー選手権大会の決勝が28日に味の素フィールド西が丘で行われ、サガン鳥栖U-15(九州1)が2-2から突入したPK戦を6-5で制し、FC東京U-15深川(関東2)を下して優勝を決めた。鳥栖は夏のクラブユースサッカー選手権との2冠を達成。FC東京深川の3年ぶりで3回目の優勝はならなかった。

 いきなり試合が動いた。開始2分、鳥栖は自陣でボールを奪うと、MF西村洸大がロングスルーパス。これにFW田中禅が反応すると、右足でゴールを狙う。グラウンダーシュートはGK熊倉匠の手を弾いて、ゴールラインを越えていった。

 今大会全4試合を無失点、16得点と圧倒的な強さを見せて勝ち上がってきたFC東京深川にとってはまさかの展開。その後も準決勝まで4戦連発のエースFW青木友佑にボールを集めようとするが、なかなかいい形を作ることが出来ない。

 しかし前半終了間際、エースが一撃で試合を振り出しに戻す。FC東京深川は前半37分、MF笹沼航紀の浮き球パスでゴール前に抜け出した青木は、前に出たGKをかわすループシュート。すでにユースチームでプレミアリーグデビューを飾っている背番号18の5戦連発となる得点で、前半を1-1で折り返すことに成功した。

 動きのあった前半とは一転、後半は互いにゴール前でのチャンスが少なくなる。38分には鳥栖が左サイドから蹴ったFKを田中禅の頭に合わせる場面があったが、シュートは枠上に外れた。試合は80分で決着が付かず、10分ハーフの延長戦に突入した。

 そして延長後半についにゴールが生まれる。FC東京深川は6分、FKをゴール前に上げると、青木が頭で落とす。これに走り込んだ主将MF笹沼が頭で押し込み、逆転ゴールを奪った。

 しかし鳥栖U-15は諦めなかった。延長後半アディショナルタイムにエリア内で間接FKを獲得すると、途中出場のFW坂口眞汐が押し込み、劇的な時間帯に同点に追いついた。

 突入したPK戦はともに5人目までが成功。そして先攻の6人目、MF佐久間賢飛のシュートが左ポストを直撃。しかし鳥栖6人目のMF相良竜之介のシュートもGK熊倉匠にストップされる。

 決着がついたのは7人目。FC東京のDF佐藤恵介のシュートをPK戦の直前に交代していたGK永田優斗がストップ。対する鳥栖は坂口が決めて、優勝を手繰り寄せた。

(取材・文 児玉幸洋)
●高円宮杯第29回全日本ユース(U-15)選手権特集ページ

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