東京ヴェルディは28日、MF中後雅喜(35)が今季限りで現役を引退し、同クラブのアカデミーコーチに就任することが決定したと発表した。

　中後は駒澤大から2005年に鹿島でプロ生活をスタートさせ、千葉やC大阪を経て2012年に東京Vへ加入。自身のキャリア最長となる6シーズンにわたって同クラブでプレーし、今季はJ2リーグ戦13試合で1得点を挙げていた。

　現役引退に際し、次のようにコメントしている。

「今シーズン限りで現役を引退することを決めました。

　鹿島アントラーズ、ジェフユナイテッド千葉、セレッソ大阪、東京ヴェルディという

　素晴らしいクラブでプレーできたことを誇りに思いますし、

　色々な経験をさせてもらったことは自分の財産です。

　どんな時も応援していただいた方々には本当に感謝しています。ありがとうございました。

　こんな自分が今日までやってこられたのは、これまで何があっても変わらず支えていただいた方々のお陰だと思っています。

　これからもそういう方々に恥じないように生きていきます!

　今後は、これまでの経験を活かし、アカデミーコーチとして第一歩を踏み出します。

　その機会を与えてくれたヴェルディに感謝し、精一杯努力していきます。

　13年間、本当にありがとうございました」

以下、クラブ発表プロフィール

●MF中後雅喜
(ちゅうご・まさき)
■生年月日
1982年5月16日(35歳)
■身長/体重
178cm/73kg
■出身地
千葉県
■経歴
市原Jrユース-市原ユース-駒澤大-鹿島-千葉-C大阪-東京V
■出場歴
J1リーグ:112試合4得点
J2リーグ:150試合1得点
カップ戦:21試合

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