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[横山杯]前橋育英が横浜創英との首位決戦を5発勝利!市立船橋との決勝へ!

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前橋育英高は5ゴール快勝で決勝へ

[12.29 横山杯決勝リーグ 前橋育英高 5-1 横浜創英高 グリーン土合グラウンドA面]

 来年度の躍進を狙う強豪校の1、2年生たちが「サッカータウン波崎」で力を磨く「横山杯 第18回全国ユース招待サッカー大会」の1st Division Topは29日午前、決勝リーグ最終節を行った。決勝第2グループはともに2連勝の首位・横浜創英高(神奈川)と2位・前橋育英高(群馬)が直接対決。前橋育英が5-1で勝ち、29日午後に開催される決勝戦へ進出した。

 前橋育英は前半5分、左中間から強引に仕掛けたFW杉本力丸(2年)がゴール右隅にシュートをねじ込んで先制。だが横浜創英は16分、左サイドをパスワークで崩すと、最後はFW頼住陸人(2年)のシュートのこぼれをMF坂岸寛大(1年)が押し込んで同点に追いついた。

 追いついた横浜創英は相手を外しながらのパス交換や、決勝リーグ2試合で5得点のFW綿谷航平(2年)のスピードを活かした攻撃でゲームの流れを引き寄せる。だが、前橋育英は25分にMF須田晃輝(2年)の右足FKのこぼれ球をCB府川宙史(2年)が左足で決めて勝ち越し。さらにスピードある攻守で差を作り出す前橋育英は、後半2分にも敵陣で粘って繋いだボールを須田が右足で狙い、こぼれ球をMF西山蓮平(1年)がゴールへ押し込んだ。

 全国高校選手権の登録メンバー入りしている2年生7人が不在の前橋育英だが、アピールを目指す選手たちの勢いは衰えない。21分にもクロスから杉本が4点目のゴール。33分にもMF千葉剛大(1年)のスルーパスから須田が右足で決めた。

 5-1で勝ち、決勝リーグの成績を3連勝とした前橋育英が決勝進出。12年大会以来の優勝を懸けて、決勝で市立船橋高(千葉)と戦う。

(取材・文 吉田太郎)
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