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「コネ入団、寄生虫発言を見返せた」…ドンナルンマ兄の活躍に恋人が歓喜

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GKアントニオ・ドンナルンマは心無いサポーターの批判をピッチではねのけた

 ミラノダービーでゴールマウスを守ったGKアントニオ・ドンナルンマの恋人がインスタグラムを更新し、喜びを爆発させた。イタリア紙『コリエレ・デロ・スポルト』が28日、伝えている。

 27歳のアントニオは、弟のジャンルイジ・ドンナルンマと同じくミランの下部組織出身。レンタルでセリエBのピアチェンツァやグッビオでプレーするも開花せず、2012年にジェノアへ完全移籍した。2016-17シーズンにはギリシャのアステラス・トリポリスで守護神を務め、今夏に弟ジャンルイジの契約更新と同時に破格の条件でミランへ復帰した。

 このため「コネ入団」と揶揄されてきたアントニオだが、27日に行われたコッパ・イタリア準々決勝のミラノダービーで、フィジカルトラブル抱えたジャンルイジに代わり先発出場。すると、延長戦を含め120分間ゴールを守り切り、1-0での勝利に貢献した。

 アントニオのパートナーであるステファニア・デヴァルさんは、批判にさらされていた数か月間を振り返り、喜びを隠せないようだ。

「やっと黙らせることができた! この時を待ちわびていたわ。ファンは応援するべき立場なのに、“弟のコネ”だとか“金食い虫”なんて呼んで。最後は“弟の寄生虫”よ。それなのにいつも謙虚にすべてを受け止めていて、怒る私に心配するなと言っていた」

「ただの何でもない試合ではなく、非常に重要で難しい試合で立派にプレーした。だからこそ自分の価値を二重に証明することができたわ」

 また妊娠9か月であることを明かし、あまりの興奮ぶりに「今夜、生まれてしまうのではないかと思ったわ!」と締めくくっている。

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