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ミランの17年ラストゲームはドロー、先制許すもチャルハノール弾で追いつく

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MFハカン・チャルハノールが同点弾を決めた

[12.30 セリエA第19節 フィオレンティーナ1-1ミラン]

 セリエAは30日に第19節を行い、11位のミランは敵地で8位のフィオレンティーナと対戦し、1ー1でドロー。2017年のラストゲームは痛み分けとなった。

 27日のコッパ・イタリア準々決勝・インテル戦(1-0)で勝利したミランは中2日で第19節に挑む。4-3-3の布陣で最前線にはインテル戦で決勝点を決めたFWパトリック・クトローネが入った。

 一方、同じく26日のコッパ・イタリア準々決勝でラツィオに0-1で敗れたフィオレンティーナは中3日での試合になる。ラツィオ戦では先発になったFWフェデリコ・キエーザはベンチスタート。FWジオバンニ・シメオネが最前線に入った。

 前半序盤は互いに決定機をつくれず、終了間際にフィオレンティーナがミランのゴールを脅かす。MFマルコ・ベナッシのスルーパスを受けたFWシメオネがPA左からゴールに迫るが、飛び出したGKジャンルイジ・ドンナルンマのセーブに遭う。

 直後のアディショナルタイム1分過ぎには、左サイドからMFジョルダン・ベレトゥがクロスを放ち、MFジウ・ディアスが頭で合わせるが、再びドンナルンマが臆せず防ぎ、ゴールを割らせない。フィオレンティーナは得点できず、またミランはシュート数0本で前半を0-0のまま折り返す。

 後半26分にフィオレンティーナが均衡を破る。中盤のベレトゥが左にサイドチェンジすると、DFクリスティアーノ・ビラーギが左足クロスをPA内に放ち、ゴール前のシメオネが頭で合わせてゴールに突き刺した。しかしミランは失点から3分後の同29分、MFスソがPA右で個人技から左足シュートを放ち、GKがはじいたところをMFハカン・チャルハノールが押し込んで、1-1の同点に追いついた。

 試合はそのまま1-1で終了。ともに勝ち点1を分け合った形となり、中位陣からの脱出とはならなかった。18年最初の試合は、フィオレンティーナは1月5日にホームでインテルと、ミランは6日にホームでクロトーネとの対戦になる。

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