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「点を取って評価される選手」清水内定の神村学園MF高橋大悟が目指すは、優勝と得点王

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その左足に期待がかかる高橋大悟

 4年ぶり5回目の選手権となる神村学園高(鹿児島)。大会指折りのタレントして注目が集まるのが、屋久島出身のMF高橋大悟(3年)だ。U-18日本代表にも名を連ねるストライカーは、卒業後に「高いレベルでやりたいのと、もっとサッカーが上手くなりたいという想いがあるので、そこに一番近い」という清水エスパルス入りを決めた。

 髙橋にとって初の全国大会となった今夏のインターハイ。1回戦の済美戦では決勝点を含む2得点の活躍を見せる。続く関東一戦でも前半に先制点を挙げたが、チームは後半の4失点で逆転負けを喫してしまった。優秀選手にも選ばれて「やってきていることは間違ってない」という自信を得たが、それと同時に「勝っていないので、満足はしていない」という無念もあった。

 そして迎える冬の大舞台。神村学園の最高成績である4強(2006年度)を超える構えの主将は「ひとつひとつ勝って、もちろん優勝を目指したい」と意気込む。スコアラーとしての役割を担うレフティーは、「点を取って評価される選手だと思っているので、やるからには得点王を」と鹿児島県代表としては、今大会の応援リーダーである第87回大会の大迫勇也(ケルン)以来9年ぶりとなるトップスコアラーを見据えた。

 秋田商と激突する神村学園の初戦は、本日14時10分、NACK5スタジアム大宮を舞台に行われる。

(取材・文 奥山典幸)
●【特設】高校選手権2017

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