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日章学園の北九州内定FW佐藤颯汰はチーム勝たせる活躍を誓う。「メンバーに入れなかった3年生の分まで」

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日章学園高の高速ストライカー、FW佐藤颯汰(北九州内定)

 第96回全国高校サッカー選手権が12月30日に駒沢陸上競技場で開幕した。開会式には出場48校の選手たちが参加。今大会11人いるJクラブ内定選手も全国大会の雰囲気を味わっていた。

 今夏の九州大会王者、日章学園高の10番FW佐藤颯汰(3年)は来季のギラヴァンツ北九州加入が決まっている高速ストライカーだ。U-16日本代表選出歴を持つFWは、一瞬でDFの背後を陥れるスピードと、競り合いの強さに自信を持つ。

 チームの流動的なサッカーの中で得点だけでなく、アシスト役としても存在感を放つ佐藤が、北陸高(福井)との1回戦から始まる全国大会への意気込みなどを語った。

日章学園高FW佐藤颯汰
―選手権に戻ってきて、今は興奮する感覚もあると思うが?
「凄く夢だったし、興奮しています」

―開会式には他のJリーグ内定選手が来ているが、自分も負けていないという思いがあるはず。
「九州にも自分の友だちでも凄い選手がいる。内定したこともあってプレッシャーもあると思うんですけれども、それを跳ね除けて自分の結果で示せるようにしていきたいです」

―どのような結果を?
「FWとして、得点という部分でメンバーに入れなかった3年生の分まで納得できるようなプレーをしたいです」

―どのようなプレーがしたい?
「裏への抜け出しや、競り合いや、またゴールに直結するプレーを見てもらいたいです」

―北九州に決めた理由は?
「夏休みの後半くらいに呼んでくれて、練習会に行った時にやりやすかったし、良いと思って決めました」

―北九州のサポーターもどのような活躍をするか注目している。
「サポーターとかには得点とかいう部分で必要とされているところもあるし、この大会で無得点とかだったら顔向けもできないから、初戦でまず良い形でまず勝って、その中で自分が得点という形で貢献したいです」

―最後に目標を。
「目標は日本一で、その中で自分が得点王を取ることを目指していきたいです」

(取材・文 吉田太郎)
●【特設】高校選手権2017

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