beacon

ルカク負傷交代…マンU、吉田の“ハンド疑惑”も痛恨ドローで3位転落

このエントリーをはてなブックマークに追加

マンチェスター・ユナイテッドに得点を与えなかった吉田麻也

[12.30 プレミアリーグ第21節 マンチェスター・U 0-0 サウサンプトン]

 プレミアリーグは30日、第21節を行った。マンチェスター・ユナイテッドはホームでDF吉田麻也の所属するサウサンプトンと対戦し、0-0で引き分けた。吉田はフル出場している。

 リーグ戦2戦連続ドローで、首位マンチェスター・シティと勝ち点15差となってしまったユナイテッド。前節バーンリー戦から先発3人を変更し、MFヘンリク・ムヒタリアンとDFビクトル・リンデレフ、MFジェシー・リンガードが起用された。

 ユナイテッドは前半4分、MFポール・ポグバの大きなサイドチェンジから右サイド深くのMFフアン・マタがクロスを供給。吉田の前に走り込んだFWロメル・ルカクがヘッドで合わせるが、クロスバーを越えていった。サウサンプトンも7分にチャンス。PA右からのマイナスの折り返しを、フリーとなっていたMFジェームス・ワード・プラウズが左足で狙うも、GKダビド・デ・ヘアのファインセーブに阻まれた。

 オープンな立ち上がりとなったが、前半8分にアクシデント発生。DFベスレイ・フートと競り合ったルカクが後頭部に打撃を受け、ピッチに倒れ込む。脳震盪の可能性があるため、ルカクは担架でピッチを後に。代わってFWマーカス・ラッシュフォードが投入された。

 徐々に攻勢を強めたユナイテッドは前半32分、リンガードがPA内でボールを浮かせて相手をかわしにいった際、カバーに入った吉田の腕にボールが当たったが、主審は笛を吹かず。44分には、左サイドからムヒタリアンがクロスを供給し、フリーとなっていたリンガードが頭で合わせるが、うまくミートできず、前半をスコアレスで終えた。

 一進一退の攻防が続く中、サウサンプトンは後半5分、右サイドからワード・プラウズがグラウンダーのクロスを入れると、斜めにゴール前に走り込んだFWシェーン・ロングが右足で合わせるが、これもGKデ・ヘアの好セーブに阻まれた。

 ユナイテッドは後半10分にムヒタリアンを下げて、FWアントニー・マルシャルを投入。だが、DFフィルヒル・ファン・ダイクのリバプール移籍が決まったサウサンプトンの守備を崩すことができない。

 後半36分には、右サイドのFKからマタがゴール前に入れると混戦となり、密集の中でMFネマニャ・マティッチが強引に右足を振り抜く。これがゴール左隅に向かい、ポグバが押し込んだが、オフサイドと判定されてゴールは認められず。試合はスコアレスで終了し、ユナイテッドは3位に順位を落とした。

●プレミアリーグ2017-18特集
●海外組ガイド

TOP