beacon

「アーセナルは分裂している」クラブOBアンリ氏が挙げるその元凶とは…?

このエントリーをはてなブックマークに追加

「アーセナルは分裂している」?

 アーセナルのレジェンド、ティエリ・アンリ氏は、退団を希望するFWアレクシス・サンチェスがチームを二分する原因になっていると語った。

 今夏のアーセナル退団を望むも、最終的にチーム残留を決めたサンチェス。しかし、クラブとの契約延長を拒否し、シーズン終了後にフリーでマンチェスター・シティに加入すると報じられている。28日のクリスタル・パレス戦では2ゴールを挙げる活躍を見せ、チームの勝利に貢献したチリ代表FWだが、アンリ氏はチームをバラバラにしている元凶だと『スカイ・スポーツ』に語った。

「チームは分裂している。彼がゴールを奪った時、なぜ何人かの選手は彼のところに行かなかったんだ? 彼らはサンチェスのためにいるのではなくて、アーセナルのためにプレーしている。アーセナルが得点を挙げれば、みんなで祝福するのが普通だ。誰が決めたかが重要ではなく、チームメイトとゴールを喜ぶべきだ」

 サンチェスが2ゴール目を奪った際にDFローラン・コシールニーが歓喜の輪に加わらず、物議を醸しだす場面も映されていたが、元フランス代表FWは1ゴール目の後にチリ代表FWがとった態度を疑問を感じているようだ。

「考えすぎかもしれないが、サンチェスが1点目を奪った時、チームメイトを引き離して”少し待ってくれ、ここには僕しかいない”みたいな雰囲気を作り出したように映った。これはおかしなことだと思う」

 イギリス紙『ガーディアン』も11月のバーンリー戦後の控室でサンチェスと数人のチームメイトが言い合いになり、また数人の選手が試合中にイライラを募らせ手を大きく振り上げたりするチリ代表FWの振る舞いに嫌気がさしたとも報じていた。

 そして、サンチェスが来夏にフリーでアーセナルを退団する可能性があることについて「何も残さずに彼が退団してしまえば、クラブにとってダブルパンチだ。彼は最終的にクラブから離れると思うから、移籍金を得られるうちに売ってしまったほうがましだ。多くの選手がクラブを去ったが、みんな資金を残していった。フリーで退団されるか、早めに売って移籍金を得るか、2つの選択肢しか残されていない」とアンリ氏は同選手の売却をクラブに促した。

●プレミアリーグ2017-18特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP