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[MOM2371]東福岡MF木橋朋暉(3年)_驚異の左足、会場どよめく圧巻FK弾

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1ゴールアシストの活躍で初戦突破に貢献した東福岡MF木橋朋暉(3年)

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[12.31 全国高校選手権1回戦 尚志高0-3東福岡高 等々力]

 圧巻のダメ押しFK弾に会場もどよめいた。東福岡高(福岡)は2-0で迎えた後半アディショナルタイムにPA右外でFKを獲得。角度のない位置からMF木橋朋暉(3年)が左足を振り抜くと、豪快にニアサイドを破り、ゴールネットに突き刺さった。

 キックの直前、主審に注意されてポイントを少し下げてから蹴ることになった木橋。「ちょっと内側に置いたら戻された」と苦笑いしたが、「でも、気持ちは変わらなかった。ファウルをもらったときから直接狙おうと思っていた」と迷いなく振り抜いた。

「自分の武器である左足のキックを見せられて良かった」。小さいころからキックにこだわり、「いろいろ考えながら壁に向かってボールを蹴ってきた」というレフティーが意識するのは日本を代表するキッカーであるMF中村俊輔(磐田)。「映像を見て、自分で試す」と、参考になる部分は積極的に取り入れてきた。

 4月9日に行われたプレミアリーグWEST開幕節の神戸弘陵戦(2-2)でも直接FKを決めている木橋だが、「大きい舞台では久々。気持ちよかったし、スッキリした」と白い歯をこぼす。森重潤也監督は「キック力はある。その前から狙えと言っていたが、ようやく狙ってくれた」と明かすと、「彼自身の自信になると思うし、相手にも直接FKがあると分かれば、その他のパターンが生きる。今日の1点は今後につながる1点」と、その意義を強調した。

 前半33分にもゴールライン際のドリブル突破からマイナスのクロスでMF沖野直哉(3年)の先制点をアシストした。「県予選の準決勝でもああいう形があった。自分が持ったとき、ニアに沖野くんが飛び込んできてくれた。今日も走ってくるのが見えたので、そこにパスするだけだった」。1得点1アシストの左サイドアタッカーだが、連覇を狙った前回大会はベンチ入りを果たせず、チームも準々決勝で東海大仰星に敗れた。この日の舞台は当時と同じ等々力陸上競技場。「2年連続でここで負けたくなかった」というリベンジを果たし、2大会ぶりの日本一へ好発進を切った。

(取材・文 西山紘平)

●【特設】高校選手権2017

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