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フィーゴ以来の“禁断の移籍”?レアルが関心を寄せるバルサの選手とは

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フィーゴ以来の“禁断の移籍”?

 12月23日に行われたリーガ・エスパニョーラ第17節レアル・マドリーvsバルセロナの“クラシコ”は、0-3でアウェーのバルセロナが勝利を収めた。

 この結果により、バルセロナはリーガ優勝に大きく近付いた。一方で、レアルはホームで屈辱の敗戦を喫したことにより、連覇が絶望的な状況に。だが、ここにきてリーグ戦の戦況とは別に、新たな“場外クラシコ”が勃発しそうな様相を呈している。

 スペイン『Diario Gol』によると、レアルのフロレンティーノ・ペレス会長は新たなDFに資金を投じる構えを見せているという。今冬の移籍市場ではリバプールサウサンプトンからビルヒル・ファン・ダイクを7500万ポンド(約114億円)の契約解除金で獲得したこともあり、DFの移籍金高騰を懸念しているようだが、そのターゲットはまさかのライバルクラブのDFとのこと。

 報道によると、ペレス会長はバルセロナのDFサミュエル・ユムティティに興味を示しているという。バルセロナは契約解除金を6000万ユーロ(約80億円)に設定しているようだが、レアルが引き抜きを狙っているようだ。

 なお、1993年生まれ、現在24歳のユムティティには、マンチェスター・シティマンチェスター・ユナイテッドも関心を寄せていると報じられている。

 バルセロナがユムティティをライバルに譲り渡すとは現時点で考えづらいが、レアル側が本人との合意を取り付け、バルセロナが設定している契約解除金の問題をクリアすれば、移籍は事実上可能となる。もしこのビッグディールが実現すれば、2000年夏に起こったルイス・フィーゴ以来の“禁断の移籍”となるが、果たして”アンタッチャブル"は再び起こり得るのか、注目されるところだ。

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