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岡崎フル出場のレスターが2018年初戦を完封勝ち!“14秒”遅れのMFも新天地デビュー

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先制点を決めたリヤド・マフレズ

[1.1 プレミアリーグ第22節 レスター・シティ3-0ハダースフィールド]

 1日、プレミアリーグ第22節が行われた。FW岡崎慎司の所属するレスター・シティはホームでハダースフィールドと対戦し、3-0で勝利した。2試合ぶりスタメンの岡崎はフル出場している。

 前節リバプールに逆転負けを喫したレスター。中1日と厳しい日程の中、スタメンを3人変更し、MFビセンテ・イボーラとFWジェイミー・バーディ、MFデマライ・グレイに代えて、MFマッティ・ジェームズと岡崎、FWイスラム・スリマニが起用された。なお、バーディはベンチ外となっている。

 立ち上がりはハダースフィールドに押し込まれたレスターは、徐々に攻撃のリズムを作り始めたが、前半27分にアクシデント発生。相手の背後からボールを奪いに行ったDFウェズ・モーガンが左足の腿裏を痛め、DFアレクサンダル・ドラゴビッチとの交代を余儀なくされた。キャプテンのモーガンは今季全試合に出場しており、怪我の状況が心配される。

 GKカスパー・シュマイケルがキャプテンマークを受け継いだレスターは、前半33分に決定機。左サイドからDFクリスティアン・フクスがロングスローを入れ、ゴール前で混戦に。相手のクリアボールをPA内で受けたMFウィルフレッド・エンディディがすぐさま左足で狙ったが、わずかに枠を外れた。

 スコアレスで迎えた後半2分、レスターは右CKの流れからフクスが左足ミドル。これを岡崎がコースを変えたが、枠を外れる。それでも8分、フクスのロングスローは相手にクリアされたが、MFマーク・オルブライトンがゴール前に蹴り込むと、PA右のMFリヤド・マフレズが左足ボレー。角度はあまりなかったが、鮮やかなシュートをゴール左に突き刺し、均衡を破った。

 さらにレスターは後半15分、自陣で岡崎のパスを受けたマフレズがハーフェーライン付近からスルーパス。完全に抜け出したスリマニが冷静にループシュートを決め、2-0。レスターが得意のカウンターからリードを広げた。

 今夏スポルティング・リスボンからレスターに加入も、わずか“14秒”遅れで登録が完了しなかったMFアドリエン・シウバが、1月となって移籍市場が開かれたため、無事登録が完了。後半41分にサポーターの温かい拍手の中、ジェームズとの交代でピッチに入った。

 レスターは後半アディショナルタイム2分、途中出場のグレイがPA右から折り返すと、相手にカットされてこぼれたボールをオルブライトンが押し込み、3-0。レスターが2018年初戦を完封勝ちで終え、5試合ぶりの白星を飾った。

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