チェルシーを指揮するアントニオ・コンテ監督が、3日のアーセナルに向けた記者会見に出席した。クラブ公式サイトが伝えている。

　敵地エミレーツスタジアムで迎える“ビッグロンドン・ダービー”。暫定3位のチェルシーは、首位マンチェスター・シティと勝ち点17差、2位マンチェスター・ユナイテッドと勝ち点2差、6位アーセナルとは勝ち点7差という状況だ。優勝戦線に生き残るためにも、アウェーと言えど宿敵に勝っておきたいところ。

　重要な一戦に向けて指揮官は「アーセナル戦はタフなゲームになるだろう。集中して臨まないとね。アーセナル戦はいつだって重要だが、明日は特に落とせない試合だ。もちろん全力を尽くして3ポイントを狙うよ。ファンのみんなを満足させられる試合にしたいね」と意気込む。

　チェルシーは、過密日程の中でもローテーションがうまくいっているようで、DFダビド・ルイスとMFチャーリー・ムソンダを除いて新たな負傷離脱者はいない模様。

「ローテーションしながらポジティブな結果を得られている。選手全員が素晴らしい働きをしていることの表れだよ」と満足感を示し、「シーズンの後半戦で選手のピークを持っていきたいね。それができるかどうかで、チームの最終到達地点が決まるだろう」と今後の展望を明かした。

---

●プレミアリーグ2017-18特集