アビスパ福岡は4日、大分トリニータへ期限付き移籍していたMF鈴木惇(28)の期限付き移籍期間が満了となり、2018年シーズンより復帰することが決定したと発表した。

　福岡の下部組織出身の鈴木は2007年の2種登録を経て、2008年にトップチーム昇格。2013年から2014年までは東京Vに所属し、2015年に福岡へ復帰したが、2017年シーズンは再び福岡を離れて大分でプレーしていた。同シーズンは主力としてJ2リーグ戦39試合に出場し、5得点を記録している。

　鈴木は大分のクラブ公式サイト上で「素晴らしいサッカー観、成長するためのヒントをたくさん与えてくれた監督、コーチ。いつも良い雰囲気で一体感のある空気を作ってくれたチームメイト。色んな面から選手を支えてくれたクラブスタッフの皆様。ホームでもアウェイでもいつも大きな声援で背中を押してくれたサポーターの皆様。たくさんの方々の力を借りて2017年シーズンを大分トリニータの一員として戦えたことは自分の誇りです」と感謝。

　復帰する福岡に対しては「もう一度アビスパ福岡のエンブレムを背負ってプレーするチャンスを得られたことに感謝しています。昨シーズンはあと一歩のところで悔しい思いをしたと思いますが、その最後の一番大切な一歩を前進するための原動力となれるように、自分の最大値を出してがんばります」と抱負を述べた。

以下、クラブ発表プロフィール

●MF鈴木惇
(すずき・じゅん)
■生年月日
1989年4月22日(28歳)
■身長/体重
170cm/68kg
■出身地
福岡県
■経歴
福岡U-15-福岡U-18-福岡-東京V-福岡-大分
■出場歴
J1リーグ:39試合1得点
J2リーグ:269試合21得点
カップ戦:7試合
天皇杯:12試合

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