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マンUが終盤2発で4回戦進出!指揮官は先制点のリンガード称賛「今の彼は水を得た魚だ」

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チームを勝利に導いたジェシー・リンガード

 マンチェスター・ユナイテッドは5日、FA杯3回戦でチャンピオンシップ(2部相当)に所属するダービー・カウンティと対戦し、2-0で勝利した。

 ユナイテッドは1日のエバートン戦から先発を5人変更。GKセルヒオ・ロメロとDFクリス・スモーリング、DFダレイ・ブリント、MFヘンリク・ムヒタリアン、FWマーカス・ラッシュフォードが先発出場した。

 試合は戦前の予想通りユナイテッドペースで進む。だが、前半21分のMFフアン・マタのFKはGKのファインセーブに阻まれ、35分のラッシュフォードのヘディングシュートは右ポストを叩いた。決定機を活かしきれないユナイテッドは、後半開始からFWロメル・ルカク、12分にFWアントニー・マルシャル、35分にMFマルアン・フェライニを投入するが、それでもスコアは動かない。

 嫌な空気が流れる中、それを払拭したのは今季好調のMFジェシー・リンガードだった。後半39分、マルシャルのくさびのパスをルカクが落とし、PA手前からリンガードが右足を一閃。右ポストの内側をかすめて、待望の先制点が生まれた。さらに45分、カウンターからマルシャルとのパス交換を経てルカクが追加点。終盤の2ゴールでなんとか勝ち切った。

 クラブ公式サイトによると、ジョゼ・モウリーニョ監督は「2試合目が必要な状況になりかけた。選手たちがプレーを止めず、トライし続けていたので自信はあった。良いプレーができて、良い試合ができたと思う。ダービーの守備は非常に良かった。それでも、勝利という結果が相応しいと思っている」と試合を振り返った。

 また、先制点を挙げたリンガードについては「素晴らしいゴールだった。彼は間違いなく進化している。今のポジションで快適にやれていて、チームのスタイルの中で成長している。これまでと異なる形でのプレーで成長している。今の彼は、水を得た魚だ。今は彼にとって物事がプラスに働いている」と勝利の立役者に感謝し、称賛した。

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