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「やっと来た」先発チャンスも無念、前半途中交代…流経柏FW近藤潤「次も出たい」

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初先発のFW近藤潤(3年)だったが、前半43分で途中交代となった

[1.6 全国高校選手権準決勝 流通経済大柏高 1-0 矢板中央高 埼玉]

 「やっと来たか」というチャンスだった。先発を告げられたのは昨日の夜。ただ気合が空回りしたのか、今大会初出場となっていた流通経済大柏高(千葉)のFW近藤潤(3年)は、前半43分で途中交代となった。

 本田裕一郎監督が試合後の会見で「情が湧いてしまった」と説明した近藤潤のスタメン抜擢。期待に応えることが出来なかった本人は「気持ちに体が追いつかなかった」と自分の不甲斐なさを嘆くしかなかった。

 しかしチームは後半19分に生まれたFW加藤蓮(3年)のゴールを守り抜いて1-0で勝利。10年ぶりの決勝へと勝ち上がった。

 プリンスリーグの最終節ではSBとしてスタメン出場するなど、ポリバレントさが売りのスピードスター。決勝に向けて「次も出たい。自分の持ち味というか、スピードを生かせるのかなと思います」と息巻いた。 

(写真協力『高校サッカー年鑑』)

(取材・文 児玉幸洋)

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