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井手口陽介がリーズから即スペインへレンタルされる理由…労働ビザ以外の理由も?

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スペイン2部に移籍するMF井手口陽介

 リーズのディレクターを務めるビクトル・オルタが、MF井手口陽介をレンタルへ出した理由を説明している。クラブ公式サイトが伝えた。

 リーズは先日、ガンバ大阪から井手口を獲得。しかし、労働ビザが発給されない関係でスペイン2部のクルトゥラル・レオネサへのレンタル移籍も同時に決定した。オルタディレクターは井手口獲得に至った理由をこのように説明する。

「彼はW杯でも戦えると信じていたし、彼の契約への思いは強かったので、このタイミングでの獲得を選んだ。我々にとって正しいタイミングで契約することは重要だ。もう半年待っていたらフランスやドイツのクラブがアプローチをかけてくる可能性があったからね」

 また、やむなくスペインへレンタルで出された井手口だが、これはリーズにとっても悪くない話だとオルタ氏は考えているようだ。

「ヨウスケは日本でプレシーズンを過ごしており、我々はシーズンの中盤で戦っているところだ。それに我々はロナルド・ビエイラ、カルビン・フィリップス、マテウス・クリックといった選手がいいプレーを見せている。そのため、W杯までにヨウスケが出場機会を得るのは難しくなるかもしれない」

 井手口自身のキャリアも考え、レンタルを決めたリーズ。大舞台を目指す井手口にとって最初の海外挑戦は悪くない道を歩んでいると言えそうだ。

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