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不調レアルにジダンは覚悟を語る、「いつかこの仕事の結果を見ることができる」

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ジネディーヌ・ジダン監督はチームの不調を乗り越えられるか

[1.10 コパ・デル・レイ5回戦第2戦 R・マドリー 2-2 ヌマンシア]

 コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)は10日、5回戦第2戦が行われ、レアル・マドリーはホームでヌマンシア(2部)と対戦。2-2のドローに終わったものの、第1戦を3-0で勝利したレアルが2戦合計5-2で準々決勝進出を決めた。

 準々決勝に駒を進めたレアルだが、格下2部相手にホームでドローとなった。レアルはリーグ戦でも9勝3敗5分と勝ち切れない試合が続き、首位バルセロナと勝ち点16差も離されて4位に甘んじている。不調続きのチーム状況に、ジネディーヌ・ジダン監督は9日の練習前に監督就任後最長となる30分のミーティングを行ったものの、結果は改善されなかった。

 試合後、ジダン監督はサブメンバーが多く出場した今試合を振り返った。11日、クラブ公式サイトが伝えている。「出場機会の少ない選手達にとって簡単な試合ではなかった。良い試合をしたが、最後フィジカルの部分で足りないものがあった」と不安要素に言及。さらに「残念なのはハーフタイムと終了前の失点。それ以外ではとても良い試合をした」とサブ組の健闘をねぎらいつつも、課題を指摘した。

 昨季までの好調さから緩やかに訪れた不調の波。昨年に2020年までの契約延長をしているジダン監督だが、その去就についても不透明になってきている。今後についてジダン監督は「自分のスタンスはいつもと変わらない」と口にし、「1試合1試合、1年1年だ。2、3年先のことは考えられない。なぜならサッカーはそういうものだ。契約があることは何も保証するものではない」と不調の行く末を受け入れている。そして、改めて覚悟を語った。

「いつだって自分たちは批判を受けるが、自分たちはその流れを変えるサッカーを見せていく。引き分けは良いものではないが、自分たちはポジティブな形でサッカーへ取り組み続けていく。いつかこの仕事の結果を見ることができる」。

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