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目標の阿部勇樹を「超えられる選手に…」浦和MF柴戸海がレギュラー取り宣言

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浦和に新加入したMF柴戸海

 憧れの存在を超える。明治大から浦和レッズに新加入したMF柴戸海の背番号は「29」に決まった。目標の選手はMF阿部勇樹。「阿部選手が付けていたということで、阿部選手を超えられる選手になるという意味で29番を付けさせていただいた」。市原(現千葉)時代の99年、当時高校3年生ながらJ1で30試合に出場した阿部が背負っていたのが29番。その後、千葉では“出世番号”とも言われた背番号を浦和で受け継いだ。

「阿部選手は若いころから試合に出て、キャプテンも務めて、日本代表にも選ばれ、海外にも行っている。人間的にも学ぶことは多いし、追いついていきたい」。あらゆる面で阿部を尊敬する柴戸はボランチ、センターバックをこなすプレースタイルにも共通点はある。自身の強みについては「守備では運動量とデュエル、球際の部分は一番の特徴。攻撃でも前線へのパス、ポゼッションは高校、大学を通して意識してきた」と説明した。

「(浦和は)歴史と伝統ある素晴らしいクラブ。難しいクラブでチャレンジすることによって、試合に出たときには今までに感じたことのない喜びを感じられると思う」。昨年5月の時点で加入が発表されていた大卒ルーキーは「臆することなく、1年目からレギュラーを取りにいく気持ちでいる」と気合十分に話した。

(取材・文 佐藤亜希子)

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