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原口元気の現状にヘルタSD「必ずしも選手を手放すことを目指しているわけではない」

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ヘルタで放出候補の1人として伝えられるFW原口元気

 ヘルタ・ベルリンのミヒャエル・プレーツSD(スポーツディレクター)は、日本代表FW原口元気の状況について話している。地元紙『BZ』が伝えた。

 ヘルタは10日、スイス代表MFバランティン・シュトッカーがバーゼルに移籍したことを発表。これで、同クラブがこの1月に放出すると見られる選手が原口とシナン・クルトの2人となった。『BZ』が伝えたコメントによると、プレーツSDは前者についてこのように言及している。

「たくさん話をしているが、必ずしも選手を手放すことを目指しているわけではない。ご存知のとおり、バレンティンやゲンキは出場機会が少ないことに不満を覚えていた。バレンティンに関しては、全員にとって良い解決策を見つけることができたんだ」

「ゲンキにおいて、我々は1月末までと少しばかりの時間を残している。逆に彼にもまだ少し時間があるということだ。彼がここで我々に対してアピールすることは反対してはいないのでね。我々が主に希望していたのは、彼が考えを整理することだった。ここで長い間、レギュラーとしてプレーしていたサッカーを再び見せることも願っていたね」

 つまり同SDによれば、原口は完全に戦力外になっているわけではないとのこと。一方で、ヘルタでの状況が劇的に変わらない限り、W杯出場も危ぶまれる原口にとって、この1月の移籍が最善の道となる。しかしながら、肝心なオファーはまだ届いていないのが現状のようだ。

「その通りだ。ただ、他のクラブが我々やゲンキに連絡を取るとなれば、我々は状況を検討するつもりだ」

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