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酒井宏は今季2度目の左SBでフル出場、マルセイユは18年リーグ戦初戦を3発完封勝利

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DF酒井宏樹は左SBでフル出場

[1.13 リーグ1第20節 レンヌ0-3マルセイユ]

 リーグ1は13日に第20節を行い、日本代表DF酒井宏樹所属のマルセイユは敵地でレンヌと対戦し、3ー0で勝利。酒井は2017年12月7日のヨーロッパリーグ(EL)第6節・ザルツブルク戦(0-0)以来となる左SBでフル出場した。

 2018年のリーグ戦初戦となったマルセイユ。左SBのDFジョルダン・アマビィが負傷離脱となり、ルイス・ガルシア監督は本職のDFアンリ・ベディモではなく、右SBが主戦場の酒井を選択した。右SBにはMFブナ・サールが起用され、最前線にはFWバレール・ジェルマンが配置されて4-2-3-1の布陣となった。

 守備能力に定評がある酒井は、主戦場ではない左サイドでも好守を発揮し、指揮官の期待に応えていく。するとマルセイユは前半26分、MFフロリアン・トバンがPA右から仕掛けていくと、相手DFに倒されてPKを獲得する。しかしそのままキッカーを務めたトバンがゴール右に左足シュートを放つが、相手GKのセーブに阻まれてしまう。

 マルセイユは前半35分に再び決定機をつくる。PA手前でボールを拾ったトバンが最終ラインの裏を突くスルーパス。反応したジェルマンがPA右に抜け出すと、右足シュートをゴール右に決め切って先制に成功した。一方、同42分にはピンチを迎えるマルセイユ。レンヌはゴール前からFWイスマイラ・サールがシュートを放つが、酒井が体を投げ出してシュートブロック。同点ゴールを許さない。

 ピンチを抜けたマルセイユはその3分後に追加点。前半45分、右サイドのジェルマンのクロスに、MFモルガン・サンソンがPA中央に走り込んで右足シュートを振り抜き、チーム2点目を決めた。前半だけでシュート11本も放ったマルセイユは2-0で前半を折り返した。

 マルセイユは後半も攻勢を緩めず、後半42分には左サイドからのMFルイス・グスタボのクロスにファーサイドのトバンが頭で合わせてダメ押しの3点目。そのまま試合は3-0で終了し、18年のリーグ戦初戦を白星で飾った。順位は変わらず4位キープのマルセイユは中2日を挟んだ16日、第21節でストラスブール戦に挑む。

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