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[新人戦]前橋育英は選手権登録外組も、新シーズンに思いぶつける。攻撃的左SB森賢太郎「どんどん出ていきたい」

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左サイドから攻め上がる前橋育英高の左SB森賢太郎

[1.14 群馬県高校新人大会2回戦 前橋育英高 5-1 太田高 前橋育英高高崎G]

 前橋育英高は17年12月30日から18年1月8日まで開催された第96回全国高校サッカー選手権で初優勝。その前橋育英は、決勝戦で劇的な決勝ゴールを決めたFW榎本樹(2年)ら2年生7人が30人の選手権登録メンバー入りをしていた。

 一方で登録メンバー外の1、2年生たちは全国大会の休息日だった1月4日と1月7日にトレーニングを行うなど、新人戦へ向けて準備。この日は、12月29日まで茨城県の波崎で行われた横山杯でアピールした選手権登録外組も6人が先発し、新チームの初戦勝利に貢献した。

 横山杯で運動量と攻撃力を発揮して優勝に貢献した左SB森賢太郎(2年)はこの日、左サイドからの縦パスやコンビネーションでゴールに絡んだほか、縦への突破でも存在感。「もうちょっと攻撃参加で最後のクロスとか精度を増していきたい」と首を振ったように、仕掛けた後にクロスを上げきる部分やその精度の課題を残したが、強みも見せてアピールした。

 元々アタッカーだったという森は高校2年になってからSBへ転向。「運動量、走れる自信はあります。自分にもチャンスあると思うので試合で活躍してどんどん出ていきたい」というSBは、体力を活かしたアップダウンによって左サイドから相手を押し込むことを可能にしている。同じく攻撃型の左SBで新潟入りする渡邊泰基(3年)は目標とする存在。「良いお手本として2年間見させてもらったのでいいところを学んでいきたい」と口にする。

 もちろん、優勝チームから4バック全てが入れ替わる中で守備面に対する意識も高い。「(4バックの入れ替わりは)本当にプレッシャーもあって、自分たちの代がどうなるか。DFラインがしっかりしていれば失点しないと思う。(選手権)2連覇を達成するために小さいことからどんどん積み上げていきたい」。声がけから意識して連係を高め、4人が入れ替わっても不安視されないDFラインを構築すること。選手権全国大会で先輩や同級生をスタンドから応援する中で「自分もやりたいという気持ちが多かった」という左SBがその思いをぶつけて、選手権連覇などの目標を達成する。

(取材・文 吉田太郎)

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