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サンチェスのマンU移籍はムヒタリアンの決断次第!?移籍金なしで“トレード”との噂も

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アレクシス・サンチェス(左)の移籍のカギを握るヘンリク・ムヒタリアン

 アーセナルに所属するチリ代表FWアレクシス・サンチェス(29)のマンチェスター・ユナイテッド移籍の“キーマン”は、アルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアン(28)だという。英『ESPN』が伝えている。

 今季限りでアーセナルとの契約が満了するため、去就に注目が集まっているサンチェス。移籍が秒読み段階に入ったとみられており、マンチェスター・シティが獲得レースから撤退したことで、ユナイテッドへの移籍が濃厚となっている。

 しかし、まだ移籍は成立していない。それは、ユナイテッドが交渉に含めるとされるムヒタリアンがアーセナル行きに合意していないからだ。英『スカイ・スポーツ』は移籍金なしの“トレード”とも報じている。

 ムヒタリアンの代理人であるミーノ・ライオラ氏は、現在の状況について、「ミキ(ムヒタリアンの愛称)がアーセナル行きを決心しない限り、ユナイテッドはサンチェスを獲得することができない。まだミキは決断していない状況だ」と明かした。

 2016年夏にドルトムントから加入したムヒタリアンは、プレミアリーグへの適応に苦しんだが、徐々に出場機会を増やし、昨シーズンは24試合で4得点を記録。今シーズン序盤も印象的なプレーを見せていたが、パフォーマンス低下により十分な出場機会を得られてない。さらにジョゼ・モウリーニョ監督との関係悪化も報じられている。

「彼にとってベストに動くように決断するだろう。まだユナイテッドとの契約は2年半残されている。だから、決めるのは彼だよ。サンチェスの移籍はミキがどうなるかにかかっている。他に方法はない」。ライオラ氏が話すように、サンチェス移籍のカギを握るのはムヒタリアンだ。彼の決断に注目が集まる。

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