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土壇場失点、延長戦で2人退場も…チェルシーがPK戦を制して辛くも4回戦進出

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PK戦で1本止めたGKウィリー・カバジェロ

[1.17 FA杯3回戦再試合 チェルシー1-1(PK5-3)ノリッジ]

 チェルシーは17日、FA杯3回戦の再試合でノリッジ(2部相当)と対戦。1-1で突入したPK戦の末、チェルシーがPK5-3で勝利した。28日に行われる4回戦ではニューカッスルと対戦する。

 敵地での前回対戦では低調なパフォーマンスに終わり、スコアレスドローで再試合を強いられたチェルシー。その試合からDFガリー・ケーヒルとDFアントニオ・リュディガーに代え、DFイーサン・アンパドゥとDFセサル・アスピリクエタが先発で起用された。

 ロンドンの交通混雑の影響によって15分遅れで開催されたこの一戦は、後半5分に動いた。MFウィリアンのパスを左サイド深くで受けたFWケネディが中央にグラウンダーのボールを入れ、ニアに飛び込んだFWミシー・バチュアイが右足で合わせ、チェルシーが均衡を破った。

 そのままチェルシーが勝利するかと思われたが、後半アディショナルタイム4分に悲劇が訪れる。右サイドから上がったクロスをFWジャマル・ルイスにヘディングシュートでゴール右隅に決められ、土壇場で同点に追いつかれた。

 試合は1-1のまま延長戦に突入。途中出場のMFエデン・アザール、FWアルバロ・モラタを中心にゴールに迫るが、なかなかゴールをこじ開けることができない。すると、延長後半12分にFWペドロ・ロドリゲスがこの日2枚目のイエローカードを受けて退場。さらにアディショナルタイム1分には、モラタも2枚目のイエローカードを受け、チェルシーは9人となってしまった。

 それでも1-1で耐え凌ぎ、決着はPK戦に委ねられることに。ABBA方式ではなく、通常方式で行われたPK戦では、後攻ノリッジの1番手、FWネルソン・オリベイラのシュートをGKウィリー・カバジェロがストップ。先攻チェルシーは5人全員がしっかり決めて、PK5-3でなんとか3回戦を突破した。

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