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調子乗り世代はまだまだやれる!湘南で再起目指す梅崎「ウッチーが帰ってきて嬉しい」

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湘南に移籍したMF梅崎司

 まだまだ俺はやれる!10年間在籍した浦和レッズを離れ、湘南ベルマーレで新シーズンを迎えるMF梅崎司は「レッズの環境に甘えていてはダメだなという思いで来ました。下剋上したい、そういう思いで移籍した」と決意を新たにした。

 今季開幕戦の前日の2月23日が誕生日の梅崎。シーズンは31歳で迎えることになる。「まだまだ勝負できる年齢だと思っている」。会見でも「まだまだ伸びると思っている」と話したように、貪欲な姿勢は若いころと何ら変わらない。

 調子乗り世代。梅崎は2007年にカナダで開催されたU-20W杯に日本代表の一員として参加。16強という結果に終わったが、DF槙野智章やMF柏木陽介(いずれも浦和)ら個性の強いタレント軍団は調子乗り世代と話題を集めた。

 その時のチームメイトであるDF内田篤人鹿島アントラーズに8季ぶりに復帰。梅崎も「ウッチーが帰ってきて嬉しいですし、楽しみですね」とピッチ上での再会を心待ちにすると、「あの時代一緒にやったやつらで素晴らしいマッチアップを見せることが、日本サッカーにとっても大事なことなのかなと思います」と共闘を誓う。

 梅崎は現在はリハビリ中。ただ「開幕戦を目指している」とリハビリは順調に進んでいる様子。「自分のやりたいプレーをピッチで実現しないといけない。そうすればおのずと結果も付いてくる。今まで見たことのない景色をみんなで共有したい」と再起に向けても意欲を示した。

(取材・文 児玉幸洋)
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