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「マリノスが大好き」、でも…齋藤学“禁断の移籍”バッシングに弁明

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川崎Fに完全移籍したMF齋藤学がインスタグラムに長文メッセージを投稿した

 川崎フロンターレに完全移籍したMF齋藤学が移籍後初めて自身のインスタグラム(@manabu011)を更新し、“禁断の移籍”に踏み切った胸中を綴った。

 横浜F・マリノスの下部組織で育った齋藤は2009年、トップチームに昇格。昨季はMF中村俊輔(磐田)の移籍で空いた背番号10を背負い、キャプテンに就任した。チームを支える立場で同じ神奈川県のクラブに移ったこと、移籍金のかからない“0円移籍”となったことから一部ファンからは“裏切り行為”としてバッシングが起きていた。

 移籍発表後初めてSNSを更新した齋藤は「ここまで叩かれて、戻る場所を無くすことになってまでも、挑戦すると決めました」と不退転の決意を示すと、「自分の成長のためにマリノスを離れる決断をしました」と新天地を求めた経緯を明かした。

 悩み抜いた末の決断。心ないバッシングに反論し、「10番もキャプテンも中途半端な気持ちで背負っていません。日々その重みを感じながら、怪我する前はピッチで、怪我してからもピッチ外で、マリノスがどうすれば良いチームになるか自分なりに考え行動してきました」とマリノス愛を強調。

 そして「僕はマリノスが大好きです。だって、自分の全てが、詰まった、8歳から過ごしてきたクラブですよ。『屑、死ね、裏切り者、怪我治るな』など何を言われてもしょうがない。そう思っていましたが、ひとつだけ言わせてもらいたい。今までマリノスの選手として闘ってきたことこれだけは否定されたくない」とすると、「たくさんの人を失望させ傷つけてしまって、すみません」と陳謝した。

 この投稿に対してもファンからの厳しい意見がみられるが、「がんばってください!!ずっと応援してます!!」「一度しかない人生を満足するまで走ってください!」といった多くのエールも届けられている。

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