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バイエルン指揮官、規律違反が続くオーバメヤンを批判「選手のモラルが低下している」

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バイエルン指揮官がFWピエール・エメリク・オーバメヤンを批判

 バイエルンユップ・ハインケス監督は、規律違反が続くドルトムントFWピエール・エメリク・オーバメヤンを自己中心的だと非難した。

 アーセナルへの移籍がうわさされているガボン代表ストライカーは長らく移籍希望ともとれる発言をしてきたが、ついにクラブとの関係性は修復不可能なところまで来てしまったようだ。先週末行われたボルフスブルク戦では、試合前のチームミーティングを欠席し、メンバー外に。ドルトムントのペーター・シュテーガー監督は、オーバメヤンと話し合いをして解決済みであると説明していた。しかし、金曜日に行われたヘルタ・ベルリン戦のメンバーからも外さており、スポーツディレクターのミヒャエル・ツォルク氏は集中力の欠如を理由に挙げた。

 ドルトムントのライバルクラブであるバイエルン指揮官は、金銭至上主義の現代サッカーにおけるモラルの欠如が引き起こした問題だと考えているようだ。

「サッカー選手というのは特別な職業だ。高額な給料に見合った仕事をするためにハードワークが求められる。これこそがサッカー選手のモラルであるべきだ。しかし、現代サッカーではそうではない。オーバメヤンやデンベレが最たる例だ。彼らを獲得しようとするクラブは、自分たちにも同じことが起こり得ることを理解する必要がある。私だったらそんな選手との契約は断る。サッカーはチームスポーツだ。自己中心的ではだめだ」

 続けて、バイエルンで同じ問題が発生することは考えにくいとの見解を明かした。

「罰を課すことがいい方法だとは思わない。選手を一年中スタンドに置いておくというのは間違っている。しっかりと選手と話し合い、しっかりとルールを定める必要がある。何をしてよくて、何をしてはいけないのかをはっきりさせる。それがバイエルンが行っていることだよ。バイエルンでも同じ問題が起きないとは言い切れないが、少なくとも想像はできない」

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