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群馬GK鈴木雄太が現役引退…プロ12年で公式戦出場はわずか1試合も「この悔しさは僕だけの財産」

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 ザスパクサツ群馬は21日、2017シーズンまで同クラブに所属していたGK鈴木雄太(30)が現役を引退することを発表した。

 横浜F・マリノスJrユース菅田、向上高を経て2006年にモンテディオ山形に加入した鈴木。2013シーズンから湘南ベルマーレ、2015シーズンから群馬で所属していたが、出場機会を得られないでいた。それでも、日頃からいつでも出られる準備してきた鈴木は、昨年8月27日に行われた天皇杯1回戦ソニー仙台FC戦で公式戦初出場。12年間のキャリアで公式戦出場はこの1試合にとどまったが、鈴木はこの経験を次につなげるつもりだ。クラブ公式サイトを通じて以下のように語っている。

「伝えるのが遅くなってしまい申し訳ありません。この度、現役引退を決めました。幼い頃からの夢だった世界での12年間はうまくいかず辛い時間が多かったですが、本当に人としてたくさん勉強させていただきました。この実力でこんなにも長くプロサッカー人生を歩むことができたのは、誇りであり喜びでもあります。

 この悔しさは経験しないと得ることのできない僕だけの財産です。山形、湘南、群馬、各地域好きになり立ち寄りたい場所が増えたことも財産。この経験は、これからのセカンドキャリアで生かせることができると思っています。人生まだまだこれからですので、悔いを残さず全てバネに変えて第二の人生でしっかりと飛躍できるよう頑張ります」

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